フロン類の回収義務について
カーエアコンに冷媒として使用されているクロロフルオロカーボン(CFC)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)は、オゾン層破壊及び気球温暖化を招くことから、 現在、国際的方針にてその削減・全廃が求められており、自動車リサイクル法において、フロン類回収業者はフロン類の回収を行うことが義務付けられております。
フロン類の引取・破壊委託について
自動車メーカー等は、フロン類回収業者から引渡されたフロン類を引取り、破壊委託する役割を担っております。
引取基準
自動車メーカーは、回収・保管・運搬の各工程において安全を確保するとともに、フロン類回収業者の利便性や社会的効率性を実現するため、引取基準を設定しています。
※引取基準に定める「性状」「荷姿」「引取方法」に適合しない場合、原則として引取拒否となり、フロン類回収料金は支払われませんのでご注意ください。
フロン類 引取基準
項目 | 基準の主な内容 |
---|---|
性状 | ①使用するボンベには、異なるガス種[CFC(R12)/HFC(R134a)]を混入しないこと ②再利用するために回収したフロン類と、自動車メーカー等に引き渡すフロン類を混入しないこと ③再利用するために回収したフロン類と、自動車メーカー等に引き渡すフロン類を混入しないこと |
荷姿 | ①保安上の観点から、自動車メーカー等が定める「ボンベ引渡時のガイドライン」に従って引き渡すこと ②自動車フロン類引渡状が大型ボンベ・専用パレットごとに添付されていること(指定着払い方式は不要) |
引取方法 | ①事前に申請された運搬方法でフロン類を指定引取場所に引き渡すこと ②電子マニフェスト制度による引渡報告が行われていること |
指定引取場所一覧
2021年1月1日改定
社名 | 所在地 |
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早来工営株式会社札幌工場 | 〒061-3242 北海道石狩市新港中央3-750-6 |
エコシステム秋田株式会社 | 〒017-0005 秋田県大館市花岡町字堤沢42 |
AGC株式会社千葉工場 | 〒290-8566 千葉県市原市五井海岸10 |
エコシステム山陽株式会社 | 〒708-1523 岡山県久米郡美咲町吉ヶ原1125 |
サツマ酸素工業株式会社 | 〒891-0115 鹿児島県鹿児島市東開町3-42 |
沖縄フロン回収処理株式会社 | 〒901-2134 沖縄県浦添市港川401 |
車種別リサイクル料金・業者様への支払料金・自動車リサイクル法に基づく再資源化等の状況
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国産車
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輸入車
※上記以外の輸入車等については下記のホームページでご確認ください。
公益財団法人自動車リサイクル促進センター
※上記以外の並行輸入車については、下記ホームページでご確認ください。
公益財団法人自動車リサイクル促進センター
運搬料金
自動車リサイクルシステム停止時の対処方法
自動車リサイクルシステムに災害や障害など何らかの不具合が発生し移動報告機能が停止した場合、電子マニフェストの入力は下記のPDFに従い、システム復旧後に行ってください。
尚、使用済自動車の次事業者への引渡しなどの業務は、システムの停止に関わらず、引き続き行うことは可能です。その場合、後日の入力に必要な項目を台帳や入力用記録メモなどに控え、システムの復旧後に入力をお願いします。
必要項目を記入するための「(システム停止時の)代替業務の手引き/入力用記録メモ用紙」を下記にご用意いたしましたので、ダウンロードした上でご利用ください。
フロン類回収業者用
初めての方向け
全般 引取工程の業務について
使用済自動車の引取時に確認するべき内容やポイントを解説しています。
05分48秒
00:00~ 車台番号の確認
01:30~フロン類の装備・種別の判断
03:17~ エアバッグ類の装備の判断
05:13~ 引取報告の実施
フロン類 フロン類基礎知識
フロン類の基本的な情報等を解説しています。
04分31秒
00:00~ フロン類の基礎知識と種類
01:25~ 自動車リサイクル法対象外フロン類について
02:07~ フロン類回収の実務と引取基準
02:18~ フロン回収機とボンベの知識
フロン類 ボンベの引渡しについて
フロン類の回収が完了したボンベの指定引取場所への引渡しの流れについて解説しています。
01分39秒
00 :00 ~ 指定引取場所と運搬方法
01:02~ 指定引取場所の業務
関連資料(適正処理情報)
フロン類集荷開始までの流れ
フロン類を運搬業者に引渡しを行う前に、以下手順や資料を確認いただき、ご対応をお願いいたします。
物流用具の手配
先般、大型ボンベの運搬中、転倒等の衝撃によりフロン類が大気放出されるという事故の発生を受け、
現在、運搬時の漏洩防止のため、「漏れ防止キャップの装着」・「ボンベ専用ケースへの梱包」がされていない大型ボンベは引き取ることができません。
下記申込書にてボンベ専用ケース・漏れ防止キャップをご用意いただけます様、お願い致します。
フロン類の引渡しを行うには、専用の用具に収納する必要があります。初回業者の方には当機構から物流用具を送付しますので、以下の申込書に内容を記入の上、FAXで送付ください。
基本的な情報
フロン類 フロン類基礎知識
フロン類の基本的な情報等を解説しています。
04分31秒
00:00~ フロン類の基礎知識と種類
01:25~ 自動車リサイクル法対象外フロン類について
02:07~ フロン類回収の実務と引取基準
02:18~ フロン回収機とボンベの知識
フロン類 ボンベの引渡しについて
フロン類の回収が完了したボンベの指定引取場所への引渡しの流れについて解説しています。
01分39秒
00 :00 ~ 指定引取場所と運搬方法
01:02~ 指定引取場所の業務
関連資料
集荷関連情報
集荷・引渡方法
ボンベ・パレット集荷依頼書
指定着払い方式を利用して、FAXで集荷を依頼する場合は「ボンベ・パレット集荷依頼書」に必要事項を記入してフロン回収コールセンター宛にFAXで依頼してください。
自動車フロン類引渡状
大型ボンベ・専用パレットを指定引取場所へ引き渡す時には、大型ボンベ・専用パレットごとに 自動車フロン類引渡状を添付することが必要です。必要事項を記入して「自動車フロン類引渡状入れ」に入れ、大型ボンベ・専用パレットに添付してください。
※指定着払い方式をご利用の場合は、集荷時に運送会社が持参するフロン類集荷専用伝票が自動車フロン類引渡状となりますので、自動車フロン類引渡状を作成する必要はありません。
フロン類の回収料金・エアバッグ類の回収/作動処理代金について、以下にご説明します。
それでもわからないことがございましたら、ページ下部に記載されたお問い合わせ先までご連絡ください。
フロン類回収料金のお支払い方法
支払い対象
毎月1日から月末までに指定引取場所に引取報告が行われたフロン類
支払金額は、翌月末日に自動車リサイクルシステム登録申込時に事業者様が指定された金融機関の口座にお振込み致します。
※自動車リサイクルシステム登録時に指定された内容に不備がありますと振込が遅れることがございます。
※「指定着払い方式」をご利用の場合は、運搬料金は提携運搬会社 ヤマト運輸(株)に直接支払います。
料金の支払いについてのお問い合せ先
03-5405-6150自動車リサイクルコンタクトセンター
050-3786-7755インボイス制度開始に伴うフロン類・エアバッグ類処理料金について
インボイス番号に関する対応について、自動車リサイクルシステムコンタクトセンターより連絡があり資料を紛失等してしまった場合は以下資料を提出お願いします。
提出先
メール:sg@jarp.org
FAX:03-5405-6117
郵送:〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目1番30号日本自動車会館16F
一般社団法人 自動車再資源化協力機構
支払明細書について
到着日について
フロン類の引取量等および支払金額の明細については、全事業所を取りまとめた「自動車フロン類引取量通知書兼料金支払明細書」を自動車再資源化協力機構より支払日までに送付致します。
エアバッグ類の回収(作動)個数および支払い金額の明細については、全事業所を取りまとめた「エアバッグ類回収・作動料金など支払明細書」を自動車再資源化協力機構より支払日までに送付致します。
※支払日を経過してもお手元に到着しない場合には、恐れ入りますが、下記までお問い合わせください。
お問い合せ先
自動車再資源化協力機構 管理部
03-5405-6150送付先について
自動車フロン類引取量通知書兼料金支払明細書」は事業者登録時にご登録頂いた「リサイクル関連担当部署」宛に送付いたします。
「エアバッグ類回収・作動料金等支払明細書」は、事業者登録時にご登録頂いた「リサイクル関連担当部署」宛に送付いたします。
※お届け先住所に変更が生じた場合は、お手数ですが「リサイクル関連担当部署」の住所を所定の手続きにて変更願います。
お問い合わせ先
自動車リサイクルコンタクトセンター
050-3786-7755