車上作動処理

ビデオ:エアバッグ類の車上作動処理方法

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電気式のエアバッグ類は、車上作動処理を行うことができます。車上作動処理には、個別作動処理一括作動処理の2種類の方法があります。

適正な車上作動処理についての詳細は、このビデオ及び適正処理情報をご覧ください。

※実際の作業時は、車両全体をカバー等で覆い車両との間に衝立等の遮蔽物を設置して下さい。

車上作動処理:はじめに

電気式エアバッグ類の処理方法には、取外回収と車上作動処理の2種類があります。(機械式エアバッグ類は、取外回収のみ)さらに車上作動処理には、個別作動処理と一括作動処理の2種類の処理方法があります。一括作動処理が可能かどうかは、上の「ビデオ:エアバッグ類の車上作動処理方法」を参照してください。

作動処理における注意事項

防音対策として車台の窓をすべて閉じます。

図1.車台窓を閉じる

図:車台窓を閉じる

イグニッションスイッチをOFFにした後、バッテリーのマイナスターミナルを外し、所定時間放置します。(放置時間は、車種により異なります)

図2.バッテリーマイナスターミナルの除去

図:バッテリーマイナスターミナルの除去

車台等に素手で触れ静電気を除去します。

図3.静電気の除去

図:静電気の除去

静電気による誤動作および怪我防止のため、作業開始から終了まで保護メガネ・手袋を着用

図4.保護メガネ・手袋を着用

図:保護メガネ・手袋を着用

個別作動処理:作業工程1.接続電線の準備

エアバッグ類各部と接続する電線(芯線断面1.25平方ミリメートル以上、長さ6メートル)を2本用意し、静電気による誤作動を防ぐため、一方(接続側の反対側)を結んでおきます。

図5.接続ケーブルのショート

図:接続ケーブルのショート

個別作動処理:作業工程2.エアバッグ類と電線の接続

  • 1)エアバッグ類各部のハーネスを外す

  • 2)コネクター部を根元から切断

  • 3)切り取ったコネクター部の電線と用意した電線の両端を接続する

  • 4)電線を接続したコネクターの端子を上記1)と逆の手順で取り付ける

※誤作動に備えてエアバッグ作動部分を避けて作業してください。

図6.電線の接続方法

図:電線の接続方法

個別作動処理:作業工程3.一括作動処理ツールの接続

SRSエアバッグ一括作動処理ツールとバッテリー2個を利用し、一括作動処理ツールのケーブルを車台の一括作動用コネクタに接続します。

※誤作動に備えてエアバッグ作動部分を避けて作業してください。

図7.一括作動処理ツールの接続

図:一括作動処理ツールの接続

個別作動処理:作業工程4.ドアを閉めガラス等の飛散防止

ガラス飛散等による怪我防止のため、車台のドア・窓を閉め、車両全体をカバー・毛布・コンテナ等で覆い飛散防止対策を実施。

※車両にドア・窓がある場合でも必ず実施
※ダッシュボードの上に何もないことも確認

図8.ガラス等の飛散防止

図:ガラス等の飛散防止

個別作動処理:作業工程5.通電時の距離を確保するとともに遮蔽物を設置

ガラス等飛散による怪我防止のため車両から5m程度(適正処理情報「各社情報」参照)離れて、車両との間についたてやフォークリフト等の遮蔽物を設置。

図9.遮蔽物を設置

図:遮蔽物を設置

個別作動処理:作業工程6.通電時のヘルメット着用

ガラス等の飛散物から頭部を保護するため、ヘルメットを着用。

図10.ヘルメットを着用

図:ヘルメットを着用

個別作動処理:作業工程7.個別作動処理の実施

1)

ガラス飛散等による怪我防止のため、車台のドア・窓を閉め、車両全体をカバー・毛布・コンテナ等で覆い飛散防止対策を実施

2)

ヘルメットを着用

3)

大声で周囲に注意を促した後、エアバッグ類のハーネスに接続した電線とバッテリーを接続します

図11.個別作動処理

図:個別作動処理

個別作動処理:作業工程8.換気を行う

作動処理後に換気を行ないます。作動処理で発生した煙を吸わないように注意してください。また、作動直後のエアバッグ類は高温になっているので注意してください。(水などは、かけないようにしてください)

図12.作動処理の換気

図:作動処理の換気

一括作動処理:作業工程1.一括作動処理ツールの接続

SRSエアバッグ一括作動処理ツールとバッテリー2個を利用し、一括作動処理ツールのケーブルを車台の一括作動用コネクタに接続します。

※誤作動に備えてエアバッグ作動部分を避けて作業してください。

図13.一括作動処理ツールの接続

図:一括作動処理ツールの接続

一括作動処理:作業工程2.ドアを閉めガラス等の飛散防止

ガラス飛散等による怪我防止のため、車台のドア・窓を閉め、車両全体をカバー・毛布・コンテナ等で覆い飛散防止対策を実施。

※車両にドア・窓がある場合でも必ず実施
※ダッシュボードの上に何もないことも確認

図13.ガラス等の飛散防止

図:ガラス等の飛散防止

一括作動処理:作業工程3.通電時の距離を確保するとともに遮蔽物を設置

ガラス等飛散による怪我防止のため車両から5m程度(適正処理情報「各社情報」参照)離れて、車両との間についたてやフォークリフト等の遮蔽物を設置。

図14.遮蔽物を設置

図:遮蔽物を設置

一括作動処理:作業工程4.通電時のヘルメット着用

ガラス等の飛散物から頭部を保護するため、ヘルメットを着用。

図15.ヘルメットを着用

図:ヘルメットを着用

一括作動処理:作業工程5.一括作動処理の実施

ガラスが割れる事があるためインパネの上にものを置いていないか確認したあと、車台から5m程度離れたところにバッテリーを配置し、大声で周囲に注意を促した後、エアバッグ類のハーネスに接続した電線とバッテリーを接続します。

図16.一括作動処理

図:一括作動処理

一括作動処理:作業工程6.換気を行う

作動処理後に換気を行う。作動処理で発生した煙を吸わないように注意してください。また、作動直後のエアバッグ類は高温になっているので注意してください。(水などは、かけないようにしてください)

図17.作動処理の換気

図:作動処理の換気

一括作動処理:作業工程7.作動確認

ビデオ:処理結果の報告と管理

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十分に換気をしたあと、作動していないエアバッグ類がないか確認します。作動していないエアバッグ類がある場合は、取外回収処理を行ってください。

換気が完了したらすべての部位が作動済みであることを確認し、速やかに処理実績を記録。シートベルトプリテンショナーも忘れずに確認。

車上作動処理を実施したら、その場で処理個数を確認し、管理台帳に記入します。処理を行った車台の写真を撮る事をお奨めします。

図1−1.車上作動処理管理台帳への記入

車上作動処理管理台帳への記入

現場で管理台帳を記入することが難しい場合は、車台詳細情報を印刷し、作業結果を記入し、事務所で管理台帳に転記作業することも構わないです。

図1−2.印刷した車台詳細情報への記入

印刷した車台詳細情報への記入